みなさんこんにちは、kiyomi(@kiyomin00)です。
本記事では「国際結婚カップルが婚前契約を交わすべき9つの理由」についてお話したいと思います。
婚前契約とは名前の通り結婚する前にカップルが交わす契約で、日本ではあまり聞いた事ないですが、アメリカではこの婚前契約を交わすカップルが多くいます。
英語では「prenuptial agreement」と言います。
これは離婚した時にあなたを守ってくれるものです。
国際結婚は離婚率が高いし、ぶっちゃけ結婚生活がうまくいくかどうかは50/50なので、私とジョナも離婚した時に備えて婚前契約を交わしました。
昨日夜考えてたらねれなくなったんだけど、国際結婚で相手の国に移住するってかなりリスク高いよね。
離婚したり相手に先に死なれてひとりになったら超嫌なんだけど。
小さい子供がいたらもっとやばいじゃん。
しかもしばらく海外で住んだ後日本ではキャリアもないし色々帰って来づらいよね。— kiyomi@国際恋愛コラムニスト (@kiyomin00) December 11, 2018
婚前契約って何を契約するの?
この婚前契約というものは一体何かというと、カップルが結婚する前に離婚する時に財産や親権をどう分けるかなどを取り決めておくものです。
自分たちだけでもこの契約書を作っておくこともできますが、弁護士に作って貰ったものは法的拘束力を持ちます。
- 離婚時の慰謝料について
- 離婚時の財産の分配について(家や車、ビジネス等)
- 子供の親権について
例えば、浮気やDV等で一方のパートナーに非がある場合にどれくらいの慰謝料を払うかなど決めることもできます。
婚前契約を交わすべき9つの理由
国際結婚というのは関係なく、私は結婚する前に婚前契約を交わすことをオススメします。
理由は以下の9つ。
- ラブラブなうちにプランを立てておく
- パートナーのニーズやゴール、心配事をよりよく理解できる
- 結婚は2人の愛のためで資産のためではないと確認できる
- 経済的に弱い立場にあるパートナーを守れる
- 家計について話し合ういい機会になる
- 躊躇せずに離婚を切り出せる
- 泥沼離婚になるのを防げる
- 勢いで結婚するのを防げる
- 国際結婚はリスクが大きい
1:ラブラブなうちにプランを立てておく
離婚するような険悪ムードの中で話し合いをするよりは、結婚前のラブラブなうちに「もし離婚する事になったら…」と話し合っておけばお互いにフェアなプランを立てられます。
2:パートナーのニーズやゴール、心配事を理解できる
婚前契約の内容を決めるためには、財産や子供の事についてなど、普段は話しづらいトピックについてもパートナーと話し合わないといけません。
パートナーの考えを理解する良い機会になるし、実際に結婚する前に確認しておく事で「え、そんなつもりじゃなかった」となるのを防ぐ事もできます。
3:結婚は愛のためで資産のためではないと確認できる
特にどちらかがすごいお金持ちだった場合には、婚前契約を交わすべきですね。
離婚する場合に資産を守ることができるし、パートナーが資産狙いではなく本当に愛し合って結婚するという確認もできます。
4:経済的に弱い立場にあるパートナーを守れる
婚前契約は、お金持ちのパートナーだけでなく経済的に弱い立場にいるパートナーのことも守ってくれます。
離婚した時に扶養手当をもらえるよう契約を交わしておくと、経済的に貧窮しなくて済みます。
5:家計について話し合ういい機会になる
お金は離婚に至る1番の理由です。
結婚する前に借金はあるか、貯金はどれくらいあるのかなどお互いの経済事情について隠さず話し合っておくと良いでしょう。
結婚した後の家計の管理をどうするかなども決めておくと後々もめずに済みます。
6:躊躇せずに離婚を切り出せる
結婚前に離婚の条件を決めておく事で、経済的な心配をすることが無くなるので、もし結婚生活がうまくいかなくなっても躊躇せずに離婚に踏み出すことができます。
7:泥沼離婚になるのを防げる
婚前契約をするべき1番の理由は、契約を交わしておけば泥沼離婚になることを防ぐことができるという事。
予め離婚する時に財産はどう分けるか、子供の親権はどうするのか決めているのでパートナーとの言い争いになるのを避けられます。
8:勢いで結婚するのを防げる
このようにいろいろ現実的な事を話し合う事で、クーリングオフ期間を儲けることができます。
恋は盲目とは言いますが、お金や離婚について話し合うことで目が覚めて間違った相手と勢いで結婚してしまう事を防げます。
9:国際結婚はリスクが大きい
国際結婚はどちらかが母国を離れて相手の国に移住する場合が多いです。
そうなると、家族を母国に残して相手の国に移住する側へのリスクはかなり大きくなります。
言葉もわからず、仕事もない、家族もいない…という状況になった場合に自分を守れるようにしておきたいですね。
国際結婚した私が婚前契約を交わした理由
私はアメリカ人のパートナーと国際結婚し、アメリカに移住することにしました。
お互いの同意の上ですが、母国から離れて移民として新しい国でいちから生活基盤を築いていく事になる私は大きなリスクを負います。
増してや、離婚したり相手に先に死なれてしまったらひとりで生きていかなければいけません。
もし海外でひとりになってしまったとしても、長年海外に住んだ後だと日本ではキャリアもないしなかなか帰って来づらいですよね。
なので、自分を守るために「婚前契約」を交わすことを決めました。
そして、国際結婚ならではの価値観の違いなども婚前契約を交わす際にしっかりと確かめて話し合っておく事もできます。
経済的な事などロマンチックじゃない現実的な話をすると、相手の普段見えない部分が見えてきます。
まとめ
- ラブラブなうちにプランを立てておく
- パートナーのニーズやゴール、心配事をよりよく理解できる
- 結婚は2人の愛のためで資産のためではないと確認できる
- 経済的に弱い立場にあるパートナーを守れる
- 家計について話し合ういい機会になる
- 躊躇せずに離婚を切り出せる
- 泥沼離婚になるのを防げる
- 勢いで結婚するのを防げる
- 国際結婚はリスクが大きい
以上、国際恋愛カップルが婚前契約を交わすべき理由9つでした。
「結婚する前から離婚について話すなんて気がひけるわ…」っと思うかもしれませんが、婚前契約はお互いにとって快適な結婚生活を送るためのポジティブなものです。
トラブルを避けるため、トラブルになった時の対処法を準備できるいい機会になります。
