みなさんこんにちは、kiyomi(@kiyomin00)です。
本記事では、「国際結婚した私が名字を変えずに夫婦別姓を貫く理由」についてお話したいと思います。
日本で結婚すると、女性が男性パートナーの姓に名前を変えるというのが一般的ですよね。
日本の法律ではまだ夫婦別姓は認められていませんが、アメリカでは結婚後に名字を変えるかは個人の自由です。
不思議なことに、国際結婚の場合は日本でも夫婦別姓が認められているようです。
私は結婚後もあえて名字を変ていません。
アメリカ人と結婚しても私は日本人だから

アメリカ人と結婚してアメリカに移住するとしても、私が日本人という事実に変わりはないので、私の日本の姓を捨てる必要はないと考えています。
そこまで日本に対して愛国心というものもないけど、日本で生まれて日本の文化の中で育ったというのは、私のパーソナリティの大きな部分を担っているので日本の名字は捨てたくないです。
アイデンティティの一部なので、アメリカ人と結婚しようとどこに住もうとそれは変わりません。
疑問を持たずに夫の姓を名乗る風習が嫌い

日本では結婚したら「女性パートナーが男性パートナーの姓に改名する」のが当たり前と思っている人が多いですが…
逆に男性パートナーが女性パートナーの姓を名乗ってもいいのに、そうしているカップルに私は会ったことがありません。
なぜいつも男性パートナーの姓を名乗るのでしょうか?
なぜこの状況を疑問視する人がこんなに少ないのでしょうか?
それは日本にはまだ「男尊女卑」という今すぐこの世から消え去って欲しい古臭い習慣が残っているからではないでしょうか。
女性が男性パートナーの姓を名乗る事によって「結婚したら女性は男性に属する所有物になる」という感じがしませんか?
「嫁に行く」感がしてイヤ
結婚してパートナーの姓に変えると、自分の家族を捨てた感じがするし日本文化でいう「嫁にいく」感がしてとてもイヤです。
「嫁」という言葉も嫌いだし、「嫁に行く」という日本の古い男尊女卑的な考えも嫌い。
結婚はあくまで個人と個人がするものなので、どっちか一方が元々の名字を捨てる必要はないと思います。
ジョナのステップマザーのエピソードが格好よかった

私のパートナーのジョナのステップマザーは、3度の結婚を経験していますが1度も自分の姓を変える事なく生まれた時からの名前を貫いています。
と思ったので私もそうする事にしました。
彼女は私が憧れている女性のひとりです。
日本にも彼女のような芯のある自分を貫ける女性が増えて欲しいし、そういう女性をサポートできる社会になって欲しいです。
手続きが面倒臭い
結婚して名前を変えたらパスポート、戸籍、運転免許証、クレジットカード、例をあげたら切りがありませんが、それら全部の名前を変更する手続きをしないといけません。
ただでさえ普通の結婚よりも書類や手続きが多い国際結婚で、しかも最高に面倒臭いビザ申請をしている私たちはもうこれ以上ややこしい手続きしたくない!
まとめ
「昔からある習慣だから…」と言ってなんの疑問も持たずに従うのはやめたいですね。
女性であろうと男性であろうと、結婚したからといってアイデンティティの一部である名前を安易に変えるというのは、自ら自分の立場を弱めている行為だと思います。
もしパートナーと話し合って「2人で同じ姓を名乗りたい!」という場合はいいですが、「周囲の人がそうしているから…」という理由で名前を変えるのはよくないんじゃないかな。