みなさんこんにちは、kiyomi(@kiyomin00)です。
6月18日の朝、大阪で震度6弱の地震がありましたね。
電車などの交通機関もとまり、余震の心配もある中、多くの人が歩いてでも仕事に向かう様子をテレビで見ていてある事を思い出しました。
3.11東北大震災の混乱のなか仕事に行った父の事を。
そして私はこう思いました。
東北大震災の混乱のなか仕事に行った父
私は宮城県出身なので、2011年の東北大震災では私の実家も被害にあいました。
津波で亡くなった親族もいます。
そんな状況の中でも、私の父は勤め先の銀行から「仕事に来い」と呼び出されました。
交通機関も麻痺し、壊滅状態の町の中を自転車で2時間かけて仕事に行ったのです。
その後3日ほど父は仕事先で寝泊まりし帰ってきませんでした。
残された家族は、父抜きで食料や水の調達に当たらなければいけませんでした。
もしまた大きな余震があって父が帰って来れなくなったらと、不安の毎日を過ごしました。
3日後に父はまた自転車で家まで帰ってきましたが、またすぐ会社がタクシーを家までよこし彼を迎えにきました。
震災中は、ガソリンは貴重な資源です。
仕事に行くためにガソリンを使うなら、救急車や食料を供給する車両に使ってほしかったです。
何より、父には家にいて欲しかった。
思い出しただけでも、涙が出る事実です。
家族や安全確保よりも仕事
今回の大阪の地震でも、多くの人が余震の心配が残るなか仕事に行きました。
地震だけど、電車止まってるけど、なんとしても仕事に行かないと大変なんだよー。明後日から出張で居なくなるから準備とかさー、伝達とかさー、もともと本日は残業するつもりの仕事量なんだが。
・・・きっとそんな同志、多数いると思う‼#大阪地震#運転見合せ#でも仕事は見合せてくれないぞ— kiirotopan🌿 (@kiirotopan) June 18, 2018
旦那の会社の人間、大阪の地震の影響で物品が届かないことを、
震度6くらいで届かないとか有り得ない、何とかしろ、補償しろ、
とクレーム入れてるらしくて、まさに人間のクズという感じで、死ね、と思いながら仕事してるってLINEきた— まるっと (@Fu220Yu) June 18, 2018
ばりばり大阪で働いてるんですけど出社してるんですよね〜!いつもどおり!!あははは
— ポロコ (@mmm__25mm) June 18, 2018
家族や、安全確保より大事な仕事ってなんですか?
そんなもんあるんですか?
「この仕事は自分じゃなきゃいけない」
「期限に間に合わせなければいけない」
「みんな休まずに仕事に行っている」
という考えは、震災が起きた時ぐらい捨ててください。
そんな仕事誰でもできるけど、あなたの家族にとっての代わりはいません。
期限に間に合っても死んだらなんの意味もありません。
他人が仕事に行こうとどうでも良い。その他人たちはあなたの身を守ってはくれません。
周りの目を気にして休めない
日本人は「周りの目を気にする」という国民病に犯されています。
地震があろうと火山が噴火しようと、「みんな仕事に行ってるから自分も行く」という異常さ。
「仕事したくないのは皆いっしょ!自分だけ休んでずるい!」と思われるのを恐れているから「地震後に仕事行くっておかしい」とわかっていても仕事に行くのでしょう。
「自分だけ休んでずるい!」と思う人に私はこう言ってやりたいです。
みんな大地震の後に仕事に行くのはおかしいとわかっています。
そこは会社がなんと言おうと、周りになんと言われようと自己判断で休んでください。
会社はあなたの事を守ってはくれません。
あなたが気にしている周りの目もあなたを守ってはくれません。
会社や周りの目より大事なのは家族、安全確保、そして命です。
まとめ
地震や台風の災害が起きているなか、仕事に行って命を落とす事ほど馬鹿馬鹿しいことはありません。
- 命をかけて仕事に行く価値はありますか?
- 家族と離ればなれになったらどうするんですか?
- あなたの身は誰が守ってくれるんですか?
よく考えてみてください。
