みなさんこんにちは、kiyomi(@kiyomin00)です。
本記事では、私がオーストラリアでワーキングホリデー中にホームレスと恋愛して人生観が変わったお話をしたいと思います。
みなさんは、本当に様々な理由でワーキングホリデーに行く事を決意すると思います。
「英語を上達させたい」
とか
「オーストラリアの大自然に触れたい」
とか。
私の場合は「とにかく日本から離れてはっちゃけたい!」という理由からオーストラリアワーホリを決意しました。
そして、ガチではっちゃけたらホームレスに恋をして、自らもホームレス生活を体験しました。
そのホームレスの彼に出会っていなかったら、私は全く違う人生を歩んでいた事でしょう。
ホームレスドイツ人との出会い
まずは、そのホームレスの彼との出会いについてお話しますね。
彼は、私と同じくワーキングホリデービザでオーストラリアに来ていたドイツ人でした。
道端でバスキングをしている彼を見かける
私は当時20歳になったばかりで、好奇心の塊でした。
ある日、ブリスベンのダウンタウンをひとりで散策していると、全身にペイントを施し、変な衣装を身にまとっている人に遭遇しました。
▼実際の写真▼
この段階では、まだ私がこの人と付き合うとは思ってもいませんでした。
が、私は一瞬にしてこの変な人の虜になったのです。
彼はこんな格好で何をしていたかというと、「Human Statue(像人間)」を演じて、バスキングをしていました。
*バスキング(Busking):道端で大道芸などをしてお金を稼ぐ事
次の日、彼をナンパする
その次の日、宿泊していたホステルで開催されたバーベキューパーティに参加していると、とあるドイツ人に出会いました。
この時は普通の格好だったので、前日見かけた人とまさか同一人物だとは全く気づきませんでした。
と、いう感じで、ナンパに成功した私は彼と付き合い始めたのでした。
ちなみに、彼が私の人生で初めてできた彼氏でした。
ホームレスだった彼の魅力
宿代も払えないぐらい貧乏で、所持品もボロボロのTシャツとビーチサンダルだけのホームレスというとんでもない駄目男の彼でしたが、私にはとても魅力的に映りました。
なぜなら、私がそれまでに出会ったことがないほどの自由人だったからです。
いつもボロボロの服を着ていたけど、私が知っている誰よりも自分に自信を持っていました。
次の日の心配をする事もなく、その日暮らしの生活。
誰かに雇われるのが嫌だから、自分の力でお金を稼いでいる。
ホームレスになっても気にしない。
そんな彼の生き方は、「今を生きている」感じがしてとっても魅力的に見えました。
ホームレスの彼から学んだ事
ホームレスという、普通だったら絶望するような状況でも、彼は自分に自信を持っていて誰よりも自由で人生をエンジョイしていました。
高い服を着て、いい会社に勤めて、ステータスとか収入のある人よりも、自由で人の目を気にしない人の方がこんなに格好いいものなんだと知りました。
私は、高いブランド品も身にまとうよりも、ボロい服を自信を持って着る方が格好いいと思えるようになりました。
kiyomi、ホームレスになる
付き合い始めてしばらくは、私が日本から持ってきた貯金と、私のアルバイト代で2人分の家賃を払って普通にアパートに住んで生活していました。
が、もちろん貯金はゼロに。
ある日、私は働くのに嫌気がさし
と提案しました。
という感じで、ワーホリビザが切れるまでホームレス生活をしながらオーストラリアを旅して回りました。
ホームレスになって学んだ事
ホームレスだった彼と付き合うだけではなく、自分自身もホームレス生活を経験して学んだのは、
「仕事してストレスを抱えるより、自由気ままなホームレスになる方がまし」
という事です。
それ以来、仕事でストレスを感じるような事があっても、「いざとなれば仕事辞めてホームレスになればいいや」と気楽に捉えられるようになりました。
それと、小さな事で幸せを感じられるようになりました。
- ベッドで寝れる事
- お湯の出るシャワー
- 寝てる時に警察に起こされない事
- 雨よけの屋根がある事
- 閉店後のお店のゴミ箱から拾った物を食べなくてもいい事
普通の人ならこんな事に幸せを感じることはないと思います。
私はホームレス生活を経験した事によって、普通に生きていてもみんなより多くの幸せを感じられます。
まとめ
以上、オーストラリアワーホリ中にホームレスと恋愛して人生観が変わったお話でした。
彼との出会いにより、
- 自由と自信はお金やステータスより魅力的
- 小さなことに幸せを感じる事
を学び、人生観が大きく変わりました。
私は、今の自分の価値観や考え方がとても気に入っているので、彼にはとても感謝しています。